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祇園祭 最新ニュース

暑くなってきて、そろそろ祇園祭の季節です。祭は1ヶ月かけて行われる。もちろんメインの山鉾巡行はもうすぐ!それだけでなくても祇園祭の見所はまだまだたくさんあります。祭1ヶ月を追いかけてみます!



2008/7/31
茅の輪くぐって締めくくり 祇園祭 八坂神社で夏越祭

 7月通してわたった祇園祭を締めくくる「夏越祭(なごしさい)」が31日、京都市東山区の八坂神社の境内摂社・疫神社で営まれた。参拝者は鳥居に設けられた直径約2メートルの大茅(ち)の輪(わ)をくぐって厄を払った。

 疫神社は、八坂神社の祭神の素戔嗚尊(すさのおのみこと)を助けた蘇民将来をまつっている。「蘇民将来子孫也」と記した護符を持てば疫病より逃れられるとされ、祇園祭はこの護符を身につけて奉仕する。

 午前10時から神事があり、森壽雄宮司が「猛暑のなか、皆さんのご奉仕で祭りを無事に催行できました」とあいさつした。山鉾町や神輿(みこし)、氏子の代表のほか、市民も多く訪れた。茅の輪の前に行列ができ、輪をくぐった人は護符を授かり、大切に持ち帰った。

 
2008/7/24
祇園祭の還幸祭が24日に行われた。八坂神社(京都市東山区)の四条御旅所(おたびしょ)(下京区)に鎮座した3基の神輿(みこし)の渡御(とぎょ)が同日夕に始まり、勢いを付けた輿丁(よちょう)が神輿を担いで氏子地区を練ったあと、深夜に八坂神社に戻った。

 午後5時すぎ、中御座(なかござ)、東御座、西御座の3基の神輿が御旅所を順次出発した。渡御のコースは異なるが、もう一つの御旅所、御供社(ごくうしゃ)(中京区)などには3基とも参った。

 午後10時ごろから、神輿が次々と八坂神社境内に入り、3基そろうと境内の電灯がすべて消され、神輿に乗った神々を本殿に戻す御霊遷(みたまうつ)しの神事が行われた。

 28日には神輿洗いがあり、31日に八坂神社境内の疫(えき)神社である夏越祭(なごしさい)で祇園祭を締めくくる。


2008/7/24 
祇園祭 花傘巡行
祇園祭の花傘巡行が24日、京都市東山区の八坂神社を発着点に行われた。花傘をつけた女性と子ども神輿(みこし)や獅子(しし)舞の行列が繁華街をにぎやかに練り歩いた。
 総勢840人の一行は午前10時に八坂神社前を出発した。先頭は7基の子ども神輿。暑さ対策に氷を口にしながら、子どもたちが「ワッショイ」と元気な掛け声を響かせた。その後に白い衣を着た若い女性約20人が頭に花傘をかぶってしずしずと歩き、花車が続いた。
 花傘巡行は山鉾巡行の前祭(さきまつり)と後祭(あとまつり)が1966年から1本化されたのに伴い、24日の後祭に代わる行事として始まった。

2008/7/17 
祇園祭の神幸祭
17日夜、京都市東山区の八坂神社などであった。3基の神輿(みこし)が八坂神社の神さまを奉じて市内中心部の氏子地域へ渡った。

 午後4時からの神事の後、中御座、東御座、西御座の神輿が神社を出発した。石段下では、改修されてひときわ朱色の映える西楼門を背に、3基がそれぞれ差し上げを披露した。

 神輿は「ホイットホイット」という担ぎ手の輿丁(よちょう)の掛け声と飾り金具を響かせ、祇園かいわいや寺町通、河原町通などを進んだ。夜遅くに下京区の四条通寺町東入ルの御旅所へ到着、安置された。

 24日の還幸祭で3基の神輿は八坂神社へ戻る。


2008/7/17
祇園祭山鉾巡航&32基の重量測定
祇園祭は、山鉾巡行です。今回、祭り史上、今年は山鉾の重量測定が初めて実施された。

 午前9時、いつもの「エンヤラヤー」と音頭取りの掛け声を合図に、長刀鉾が四条通烏丸から車輪をきしませて動きだした。稚児の岡澤一規君が太刀で注連縄を両断、結界を解き放った。巡行順を確認するくじ改め、豪快に交差点を90度回る辻回しなど、変わらぬ祭りが今年も町衆の心意気に支えられた。気温は午後1時に33・2度を記録、厳しい暑さの中、山鉾が進んだ。

 一方、初の重量測定は囃子(はやし)方や豪華な懸装品を乗せたまま、河原町通御池下ルであった。その結果、巡行中の長刀鉾は11・10トン、月鉾11・88トンと判明した。登録を目指すユネスコの世界無形文化遺産の基礎資料にする。

 沿道には昨年より2万人少ない18万人(午後1時現在、京都府警発表)が詰め掛けた。

 ■山鉾の重さ

 長刀鉾11・10トン、孟宗山0・54トン、油天神山0・55トン、保昌山0・67トン、函谷鉾11・39トン、太子山0・59トン、四条傘鉾0・40トン、占出山0・51トン、鶏鉾9・42トン、白楽天山0・71トン、霰天神山0・65トン、山伏山0・60トン、月鉾11・88トン、芦刈山0・64トン、綾傘鉾0・36トン、蟷螂山1・22トン、菊水鉾10・31トン、木賊山0・67トン、伯牙山0・52トン、郭巨山0・69トン、放下鉾10・32トン、岩戸山8・25トン、船鉾8・41トン、北観音山9・27トン、橋弁慶山0・80トン、黒主山0・67トン、八幡山0・75トン、鈴鹿山0・70トン、役行者山0・84トン、鯉山0・81トン、浄妙山0・78トン、南観音山9・54トン

 (重さは人や懸装品を含む。巡行順)



2008/7/16
宵山に36万人
今日は京都で 祇園祭宵山!京都市中心部は、夏の夜風で蒸し暑さが若干和らぐなか、梅雨明け直後の歩行者天国には午後9時までに36万人(京都府警発表)!

 山鉾の近くでは、子どもたちが「ろうそく1本献じられましょう」「常は出ません、こよい限り」とかわいい声を響かせてろうそくやちまきを売った。囃子(はやし)方は宵山が終わるのを惜しむように祇園囃子を懸命に奏でた。
今晩には暴れ天神が新町通りを舞う!
11:30からは新町通りで暴れ観音があばれた!今じゃかなり知られた行事となったが観音様がちゃんと暴れてくれるように皆様道をお明けください。

 


2008/7/15
宵々山に25万人
祇園祭は15日夜、宵々山を迎えた。京都市中心部に建った山鉾は雨のなか、夕暮れ時から駒形提灯をともして夏の風情を醸し、お囃子が通りに響いた。 夕方から大雨になり、その後も降ったりやんだりが続いたため、懸装品を飾った鉾には透明の防水シートが付けられた。見物客は祇園囃子を聞いたり、豪華な懸装品を間近に見せる会所飾りを楽しんだりしながら雨をしのいだ。
四条通や烏丸通が歩行者天国となった午後11時までに28万人(京都府警発表)の人出が。日曜と重なった昨年より14万人少ない。

 


2008/7/14
宵々々山の四条通
祇園祭は14日夜、宵々々山を迎え、京都市中心部の山鉾町界わいでは歩行者天国が始まった。午後9時現在の人出は11万人(京都府警調べ)。
  午後4時ごろの降雨で気温は下がったが、湿度は上がり、蒸し暑い夜。祇園囃子が響くなか、人々はうちわを振り、タオルで汗をぬぐいながら山や鉾を見て回り、厄よけのちまきや手ぬぐいを買い求めていた。
  平日ということもあって四条通は人の流れは比較的スムーズ。しかし、露店が並ぶ新町通や室町通は込み合っていた。そんなわけで、俺なりの宵山最短32基ルートを作りました。参考にしてください。

2008/7/10
祇園祭「神輿洗い」
神輿洗いが始まりました。鴨川の水の神様を「中御座」の神輿(みこし)に迎える神事「神輿洗い」が今夜、四条大橋で行われました。神輿を担ぐ輿丁(よちょう)の威勢よい掛け声が印象的です。 これは、過去に水害と疫病を恐れる人々は、「鴨川の荒ぶる水の神様を神輿に迎えて丁重にもてなす」ことで、自分たちの守り神としたことに始まる。
  午後8時前、神幸祭、還幸祭を練る3基の神輿のうち、素戔嗚尊をすさのおのみこと奉じる中御座の神輿が八坂神社を出発し、松明に先導されて四条大橋へ進んだ。橋の上では、神職が鴨川の神水をひたした榊(さかき)を神輿へ向けて振って清めました。

鉾建て始め
祇園祭の山鉾巡行までのこり1週間、京都市中心部で鉾建てが始まりました。四条通や室町通では、やぐらを組む際のつち音が響き、祭り気分が高まってきたよ!
  早朝から、長刀鉾や函谷(かんこ)鉾、月鉾、鶏鉾の4基の鉾建てが始まり、大工方や組み立て方などと呼ばれる職人が、くぎを使わない「縄がらみ」の技法で、豪華な懸装品を掛けたり囃子(はやし)方を乗せる土台になるやぐらをしっかりと組んで路上の所定の位置に固定していきます。
  12日と13日の午後、鉾と曳山(ひきやま)の曳初(ひきぞ)めがある。143日までにすべての山鉾が建つ。

美しい白壁再生 祇園祭・山伏山収蔵庫

山伏山(京都市中京区室町通錦上ル)の収蔵庫が今回、改修され美しい白壁になりました。今夏の祭りでは収蔵庫にも古い懸装品を展示、外側から観賞できるようにする。
  収蔵庫は会所の奥、ビルの谷間にある。明治時代に建てられ、広さは1、2階で計20畳ほど。ご神体や衣装、懸装品や巡行の備品などを納めている。近年、雨どいが傷んで水漏れし、白壁ははがれ落ち、一部がえぐれた状態になっていた。
  改修では外壁を塗り直し、側面は焼き板も張って補強した。雨どいは一新して、屋根瓦もふき替えた。
  これまで14−16日の会所飾りでは、見学者は奥の収蔵庫までは入れなかった。今年は中国・明代の見送りを飾って外から見てもらう。改修した山伏山保存会は「蔵は山の品々を保管する大切な場所。修理できて一安心」としている。

2008/7/7
綾傘鉾の稚児社参

祇園祭の綾傘鉾(京都市下京区綾小路通室町西入ル)の稚児に選ばれた6人が7日、東山区の八坂神社を社参しました。稚児になったことを神前に報告し、祭りの無事を祈願します。 綾傘鉾の稚児は、保存会員の推薦を受けた子どもから選ばれるんです。山鉾巡行で傘鉾の先頭を歩ことになります。
  ます、綾傘鉾の町内の子どもに迎えられる結納の儀を済ませた稚児は、水干(すいかん)を身に付け、八坂神社の南楼門(ろうもん)から朱傘を差されて境内に入った。本殿では、神木のスギの葉を入れた「杉守(すぎまも)り」や、稚児であることを認められる宣状(せんじょう)を神職から受け取った。続いて本殿を3周し、本殿の正面と背後で手を合わせて祭りの無事を祈ります。

2008/7/5
祇園祭 長刀鉾・吉符入り

山鉾巡行で先頭の長刀鉾(京都市下京区四条通烏丸東入ル)は5日、神事始め「吉符入りの儀」がありました。稚児が巡行の際に鉾の上で舞う「太平の舞」を披露しました。
  町会所に保存会の役員、囃子方のメンバーらが集まり、神前で祭りの無事を祈願、稚児、禿たちが「太平の舞」を舞ってみせた。
 稚児の格好は 鶴のクジャクの羽がついた「チョウトンボ」の冠を頂き、青海波に鶴模様のふじ紫色の振り袖に、若草色の紗(しゃ)のかみしも姿。


2008/7/4
ちまきの製作 祇園祭・函谷鉾

函谷鉾(京都市下京区四条通烏丸西入ル)の会所で、縁起物のちまきの袋入れが行われました。
  鉾町にある金融機関やコンビニエンスストアなど企業の社員13社と、平成女鉾清音(さやね)会のメンバーたちが集まり、袋入れしていきます。
  ちまきに「蘇民将来之子孫也」とかかれた厄よけのお札を巻き、特製の紙袋に入れていきます。 総数約1万個のちまきの準備をやらなければならいそうです・・・・。

2008/7/3
各山鉾町吉符入り・船鉾は神面改め

祇園祭、船鉾が吉符入りし、それに合わせた儀式「神面改め」が、船鉾町会所(京都市下京区新町通綾小路下ル)でありました。船鉾保存会の役員が、2つの面を掲げて無事を確かめた。

 午前10時、町会所2階に設けられた祭壇前で吉符入りの神事を行った。船鉾の神面は室町時代中期に作られたものと、江戸時代の写し面を木箱からそれぞれ取り出し、保存会や町内会の役員、囃子(はやし)方や作事方の代表らに見せた。面に変わりないことを確認し、それを木箱にしまって祭壇に供えるのです。
   近年、面を掲げる時間が長くなってるみたいで、今年は、昨年より10秒長い約40秒間。
  神面は山鉾巡行で、神体・神功皇后像に写し面を付け、本面は役員が持って鉾に上がる。

 


2008/7/2
「山一番」は孟宗山
祇園祭の巡行順を決める「くじ取り式」が、京都市役所の市議会議場(中京区)で行われました。くじ取らず以外になる「山一番」は、孟宗山が引き当てました!11年ぶりだそうです。
  くじ取りは、当時、巡行順をめぐり山鉾町の争いが絶えなかったため、1500年に始まって、江戸時代は六角堂、明治時代は京都府庁や市役所など、終戦直後は八坂神社で行われていたのですが、1953年からは市議会議場が会場。
  議場には、32の山鉾町の代表が羽織はかま姿で座り、門川大作市長や祇園祭山鉾連合会の深見茂理事長、八坂神社の森壽雄宮司らが見学。
  午前10時、慣例で巡行順が決まっている「くじ取らず」の8基を除く24基の代表が、予備くじの順に登壇してくじを引き、立ち会いの門川市長に見せた後、順番を読み上げた。さきの巡行の「山一番」がなかなか出ず、孟宗山の代表が引き当てると、議場がどよめいたみたいです(笑)

 今年の巡行順は以下の通り


2008/7/1
「お千度の儀」や「吉符入り」  祇園祭,夏の開幕!

7/1、祇園祭、吉符入りがありました。京都市東山区の八坂神社で、長刀鉾(下京区)の稚児たちによる「お千度の儀」があり、また、各山鉾町の半数近くでは神事始めの「吉符入り」が行われました。これから1ヶ月にわたる祭りの無事をそれぞれ祈ったことでしょう。
  お千度の儀とは、「稚児を務めることを神に報告し、祭りの安全を祈る」儀式です。午前10時、白塗りで口元に朱を差す化粧を施した稚児、補佐役の禿が、長刀鉾保存会の役員らと八坂神社本殿に参拝し、本殿の周囲を3周しました。  水色と黄色の色合いの稚児の装束は「涼(すず)み衣装」と呼ばれ、今年初です!
   山鉾町の吉符入りでは、各町会所に設けた祭壇前で神事が行われます。夜には「二階囃子(ばやし)」と呼ばれる祇園囃子の稽古(けいこ)が始まり、ほんま、いよいよって感じですよ


2008/6/28
放下鉾の会所で練習開始!
放下鉾(京都市中京区新町通四条上ル)の会所で「二階囃子(ばやし)」が始まりました。いつもの心を躍らせる「コンチキチン」の音色がかいわいに響いております。
  二階囃子は、山鉾巡行の本番に向けた祇園囃子の練習。吉符入りの7月1日以降に始まるが、放下鉾は練習日を確保するため6月中にも2日間行うそうです。

2008/6/25
駒形提灯2200個、蛍光灯に
 環境にやさしく!明るいが消費電力が少ない電球に(京都市中京区・祇園祭山鉾連合会)変えることになった!
 祇園祭の山鉾を照らす駒形提灯の電球が今夏から、すべて蛍光灯(60ワット)に変わる。これまでの白熱電球(20ワットと40ワット)に比べて消費電力と二酸化炭素(CO2)の排出量は半分以下に抑えられ、祇園祭山鉾連合会は環境に優しい祇園祭を目指してる考えだ。
  駒形提灯は32基の山鉾に計約2200個あり、7月12−16日に点灯する。点灯時間を計30時間と想定し、計約1100キロのCO2が削減できるのだ!白熱電球は時間がたつと電球が熱を持つが、蛍光灯は熱を帯びにくく安全面も向上する。重さは1個当たり約50グラム増えるけど。
  蛍光灯は電器メーカーと祇園祭を応援する企業が提供する。祇園祭山鉾連合会の深見茂理事長(74)は「60ワットになると駒形提灯が明るすぎるのではとの声もあるが、環境面を重視したい」と話している。

←祇園祭で昨年まで使われていた白熱電球(左)と今年から使用する電球形蛍光灯(中央、右)


2008/6/22
祇園祭・長刀鉾と結納の儀
 祇園祭の長刀鉾(京都市下京区四条通烏丸東入ル)の今年の稚児家と長刀鉾保存会との間で交わす「結納の儀」が22日、下京区の稚児岡澤一規君(9)の自宅でありました。稚児を町内の子として迎える儀式で、稚児の両親と、立ち会い役の禿(かむろ)の両親らが紋付きはかま姿で儀式が始まりました。
  八坂神社(東山区)の神職が、稚児の自宅を清めたあと、午前10時半に儀式開始。床の間に「祇園牛頭天皇」と書かれた軸を掛け、神饌(しんせん)を置いて祭壇を設けた。
  稚児、禿の両親らは、保存会役員と向かい合って座り、持参した結納の品を差し出し、保存会の平田隆志理事長(63)は「幾久しく納めて頂きたい」と。稚児の父浩一さん(60)は「結構な結納をちょうだいした。伝統と格式ある長刀鉾の稚児として、大役を無事務めるよう心して精進する覚悟」と返礼した。

2008/6/20
太子山 舞台裏中釣幕を新調
 
祇園祭の太子山(京都市下京区油小路通高辻上ル)の上に乗る神体・聖徳太子像の足元を飾る舞台裏中釣幕が233年ぶりに新調されました。
縦約0・4メートル、横約6・6メートル。扇面や鳳凰(ほうおう)、ウメやボタンの花が織り込まれた正方形の枠が並ぶ柄で1775(安永4)年に作られた中釣幕がすり切れたり色あせたため、元の柄を参考に作られています。
保存会によると、中釣幕は沿道から見えず、かつて太子山が寺町通や松原通を巡行していたときに、家の2階から眺める人のために神体の足元も飾るようになったという。中野晴男会長(79)は「どこから見ても美しく見えるように配慮した先輩たちは、すごいものを作っていたものだ」と話した。 また、神体衣装の直衣(のうし)と指貫(さしぬき)も新調。江戸時代中期に当時の青蓮院門主が揮毫(きごう)したとされる軸も修理された。中釣幕や軸は、14日から16日までの会所飾りで公開されるということです。。

2008/6/4 
祇園祭 長刀鉾稚児が決まる!

祇園祭の山鉾巡行で先頭を行く長刀鉾の稚児と禿(かむろ)が決定しました!長刀鉾保存会が4日に発表です。稚児は、下京区の建築設計会社社長岡澤浩一さん(60)の長男洛央小4年の一規君(9)で、なんと長刀鉾の地元の小学校から稚児が選ばれたのです。34年ぶりだそうです!
 禿は、下京区の仏具製造販売会社専務乾一雅さん(41)の次男で同小5年の満希君(10)と、同区の鶏卵加工販売業植村晋二さん(51)の長男で同小3年の龍登君(8)。
 記者会見では「1番前の鉾の上から景色を見られるのは楽しみ。注連縄(しめなわ)切りはかっこいいと思っていた」と一規君は答えいました。
 禿の満希君は「前から長刀鉾に上がってみたいと思っていた。できることを精いっぱいやり切りたい」、龍登君は「恥ずかしがらずに鉾の上にしっかり立ちたい」と話しいました。本番まで1ヶ月、がんばってほしいです。

去年のニュース


2008年巡行順 

【さきの巡行】(1)長刀鉾(2)孟宗(もうそう)山(3)油天神山(4)保昌(ほうしょう)山(5)函谷(かんこ)鉾(6)太子山(7)四条傘鉾(8)占出(うらで)山(9)鶏鉾(10)白楽天山(11)霰天神(あられてんじん)山(12)山伏山(13)月鉾(14)芦刈山(15)綾傘鉾(16)蟷螂(とうろう)山(17)菊水鉾(18)木賊(とくさ)山(19)伯牙山(20)郭巨(かっきょ)山(21)放下(ほうか)鉾(22)岩戸山(23)船鉾

【あとの巡行】(24)北観音山(25)橋弁慶山(26)黒主山(27)八幡山(28)鈴鹿山(29)役行者(えんのぎょうじゃ)山(30)鯉山(31)浄妙山(32)南観音山



※緑字はくじ取らず

 


>>巡行順はくじ引きによって毎年変わります
山鉾別インデックス(2007年巡行順序)
長刀鉾 芦刈山 太子山 白楽天山 函谷鉾 霰天神山 綾傘鉾 伯牙山 月鉾 木賊山 孟宗山 占出山 鶏鉾 郭巨山 四条傘鉾 油天神山
菊水鉾 保昌山 蟷螂山 山伏山 放下鉾 岩戸山 船鉾 北観音山 橋弁慶山 鯉山 八幡山 鈴鹿山 役行者山 黒主山 浄妙山 南観音山